酒に酔ってタクシーに乗車したところ、車内で嘔吐。降車の際に料金の支払いについて運転手と揉め、運転手に怪我をさせてしまい料金を支払わないままその場から立ち去り、後に強盗致傷で警察の取り調べを受けることとなりました。何とか不起訴にしてほしいということで士道法律事務所に問い合わせがあった事案です。
運賃を払わずタクシー運転手に暴行した事案
- 性別:男性
強盗致傷は極めて重い罪で、起訴された場合は裁判員裁判の対象となる罪名です。
「強盗」というと住居に押し入って刃物を突きつける等して金目の物を奪っていく、所謂「押し込み強盗」のイメージが強いですが、このような大袈裟な態様以外でも強盗罪が成立することは一定数あります。
意外な態様で強盗が成立するパターンとしては、
・女性トラブル等で被害者をボコボコにした際に財布やスマホも奪った
・万引きをして逃走しているときに追ってきた店員に暴力を振るった
・酔ってタクシーの料金を払わずに降車して、追ってきた運転手を殴った
といったものがあり、本件もこれに該当します。
被害者を全く怪我させずに強盗するのは極めて難しいので、強盗の機会に怪我を負わせて「強盗致傷」にランクアップしてしまうことがよくあります。
強盗致傷は無期拘禁刑もある重罪なので、何としても不起訴を目指すことが重要となります。
本件でも不起訴を目指して示談交渉を行っていましたが、こういった背景も知ってか、被害者であるタクシー運転手がかなりの過剰要求を突きつけてきました。
ところが、タクシー運転手が述べていた被害内容等に重大な虚偽(ウソ)が含まれていたことがわかり、これを検察官に報告。
担当検察官も被害者の不正行為に大変立腹し、
「この件は示談できていなくても不起訴にする」
と言っていましたが、後のトラブル回避のために示談はまとめることとし、ただ相手方の虚偽説明や検察官の意向も伝えた上で、かなり低い金額での示談としました。
その他の解決事例
ATMに残された現金を持ち去った事案
- 性別:女性
銀行のATMを利用しようとしたところ、前の利用者が置き忘れた現金39万円がATMに取り残されており、これをそのまま持ち去ったところ後日警察から連絡。窃盗被疑者として取調べを受け刑事事件の加害者となったことから士道法律事務所に示談希望の問い合わせが入った事案です。
解決金の額
50万円刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)コンビニで長期間にわたり総菜を万引きしていた事案
- 性別:男性
よく訪れるコンビニで長期間にわたって総菜を万引きしていたところ、とうとうコンビニのオーナーに犯行を把握されて警察での取り調べを受けることに。刑罰を回避して不起訴にしてほしいということで士道法律事務所に刑事示談交渉の依頼があった事案です。
解決金の額
5万円刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)スーパーで財布を窃取した事案
- 性別:男性
スーパーで買い物カゴに置き忘れてあった財布を持ち帰り、後日警察の取り調べを受け、士道法律事務所に刑事示談交渉の相談に来られた事案です。
解決金の額
30万円刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)アルバイト先のレジから現金を抜き取った事案
- 性別:女性
アルバイト先でレジ業務を任されていたときに少しずつ現金を抜き取っていたところ、それが上司の知るところとなって警察の取り調べを受け、何とか不起訴にしてもらえないかということで士道法律事務所に来所された事案です。
解決金の額
300万円刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)漫画喫茶で財布の中から現金を抜き取った事案
- 性別:男性
漫画喫茶を訪れた際に置き忘れられていた財布を見つけて中から現金4万円を抜き取ったところ、後日それが警察の知るところとなって取調べを受け、示談をまとめて不起訴にしてほしいということで士道法律事務所に来所された事案です。
解決金の額
15万円刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)


