路上でナンパした女性と居酒屋に入って飲酒して、記憶をなくすほど酔って帰宅しました。後日、その女性から「被害届の提出を考えている」という連絡が入り、大きな不安を覚えて士道法律事務所に相談に来られたという事案です。
飲酒してナンパした女性の陰部に触れた事案
- 性別:男性
士道法律事務所ではご依頼いただいたほとんどの事案で示談を成立させています。
もっとも、全ての事案で示談がまとまるわけではありません。
示談がまとまらなかったらそれで終わり、というわけではなく、示談できないならできないで次に打つべき手も用意されています。
ちなみに、示談不成立のケースは数が多くないので統計データ的にはさほどの意味があるわけではありませんが。
示談が不成立となった理由、数の多い順のランキングは以下のとおりです。
1位 そもそも相手方の連絡先を教えてもらえなかった(相手方が交渉自体を拒否した)
2位 相手方が相場を無視した無茶苦茶な金額を要求してきた
3位 加害者(依頼者)が相場より著しく低い金額しか提示しようとしなかった
示談がまとまらなかった理由に合わせて、
・刑事贖罪寄付(示談の代わりに弁護士会に寄付をして反省を示す)
・意見書(示談交渉の経緯や有利な情状を記載して検察官に意見を述べる)
・カウンセリングの提案(再犯防止のカウンセリング受診を勧める)
といったものを複数組み合わせて不起訴や略式起訴の有利な処分を目指していきます。
このケースは上記ランキングの『2位』に当たるケースでしたが、刑事贖罪寄付、意見書の提出、カウンセリングの受講を組み合わせることにより、示談は不成立でしたが最終的に不起訴の処分結果となりました。
その他の解決事例
複数人で強制わいせつに及んだ事案
- 性別:男性
友人同士の男性三人が飲酒してナンパした女性にわいせつ行為に及び、後日被害女性から被害届が出されて男性ら三人は逮捕。そのうち一名の方のご両親から士道法律事務所に相談があり、示談交渉に当たることとなりました。
解決金の額
40万円刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)バイブでわいせつ行為に及んだ事案
- 性別:男性
相手方女性の同意があると思ってバイブを使ったわいせつ行為に及んだところ、後日被害届を提出され、刑事事件としての処罰を避けて不起訴を目指したいということで士道法律事務所に示談希望の問い合わせが寄せられました。
解決金の額
30万円刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)男性が男性の陰部を触った事案
- 性別:男性
男性同士の出会いを求める場所に偶然立ち入った被害男性の股間を触り、警察に通報された後に士道法律事務所に相談に来られた事案です。
解決金の額
35万円刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)路上で連続して女性に抱きついた事案
- 性別:男性
夜道で女性に抱きつくという行為を何度か繰り返していて逮捕され、複数の被害者との示談をまとめてほしいということで士道法律事務所に依頼が寄せられた事案です。
解決金の額
35万円×3刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)電車内で女性の下着に手を差し入れた事案
- 性別:男性
電車内で痴漢行為に及んで被害女性の下着の中に手を差し入れてその後逮捕されたという事案です。釈放後に士道法律事務所に相談に来られて示談交渉を受任することとなりました。
解決金の額
30万円刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)