複数人で強制わいせつに及んだ事案 |刑事事件の示談交渉を得意とする弁護士

刑事事件の示談交渉は
初期の対応が重要です

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複数人で強制わいせつに及んだ事案

  • 性別:男性
事件の概要

友人同士の男性三人が飲酒してナンパした女性にわいせつ行為に及び、後日被害女性から被害届が出されて男性ら三人は逮捕。そのうち一名の方のご両親から士道法律事務所に相談があり、示談交渉に当たることとなりました。

解決金の額
40万円
刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)
弁護士のコメント

刑事事件の示談交渉は基本的に「加害者も被害者も各一名ずつ」ですが、共犯関係にある複数の加害者らで示談を進めることも稀にあります。
強制わいせつや強制性交といった性犯罪系の事案で多いのですが、本件もそのような形態でした。

こういうパターンの場合、一人の弁護士が加害者全員の代理人として示談交渉を進めることもあるのですが、大半のケースはそれぞれ別の弁護士が就くことになります。
加害者同士で言い分が異なって責任のなすりつけ合いのようになったときに弁護活動が制限され、弁護士が全員の代理人を辞任しなければならなくなる可能性が高いからです。
この事案も加害者それぞれに国選・私選も入り混じった別々の弁護士が就きました。

こうなると辞任の心配はなくなりますが、弁護士同士で連携を取りながら足並みを揃え、考え方や経済力がそれぞれ異なる加害者たちのバランス調整を行いながら示談交渉を進めていかなければならないので、示談交渉の難易度は上がります。

加えてこの事案では加害者らが身柄拘束されていたため、処分が決まるまでの時間も限られており、何とか時間を工面して警察署に接見に行きながら交渉を進めていきました。
最終的に加害者全員が同じ条件となる形で全員分の示談をまとめて締結し、期限内に無事に不起訴処分を勝ち取ることもできました。
複数人の関係者が登場するケースで上手く示談を取りまとめることの難しさを再認識することとなった事案です。

その他の解決事例

事件化せず終了した強制わいせつ事案

  • 性別:男性

自宅に招いた知人女性の同意があるものと思って陰部に触れる等したところ、後日「警察に被害届を出す」と言われ、対応に悩んだ末に士道法律事務所に刑事示談交渉希望ということで来所された事案です。

解決金の額

40万円

刑事事件としての処分

刑事事件化せず終了(被害届提出前に解決)

バイブでわいせつ行為に及んだ事案

  • 性別:男性

相手方女性の同意があると思ってバイブを使ったわいせつ行為に及んだところ、後日被害届を提出され、刑事事件としての処罰を避けて不起訴を目指したいということで士道法律事務所に示談希望の問い合わせが寄せられました。

解決金の額

30万円

刑事事件としての処分

不起訴(起訴猶予)

女性宿泊客の前で全裸になる等した事案

  • 性別:男性

宿泊施設に宿泊中の女性客の個室に立ち入って全裸になり、自慰行為を見せつけたり身体に触ろうと迫ったりした事案です。警察に通報されて取調べを受けることとなり、その後士道法律事務所に示談交渉依頼のため相談に来られました。

解決金の額

60万円

刑事事件としての処分

不起訴(起訴猶予)

男性が男性の陰部を触った事案

  • 性別:男性

男性同士の出会いを求める場所に偶然立ち入った被害男性の股間を触り、警察に通報された後に士道法律事務所に相談に来られた事案です。

解決金の額

35万円

刑事事件としての処分

不起訴(起訴猶予)

路上で連続して女性に抱きついた事案

  • 性別:男性

夜道で女性に抱きつくという行為を何度か繰り返していて逮捕され、複数の被害者との示談をまとめてほしいということで士道法律事務所に依頼が寄せられた事案です。

解決金の額

35万円×3

刑事事件としての処分

不起訴(起訴猶予)
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