同窓会で元同級生の男性と口論になり、暴力を振るって比較的重い怪我を負わせてしまったということで士道法律事務所に相談が寄せられました。
同窓会で同級生に怪我を負わせた事案
- 性別:男性
示談をまとめれば不起訴の可能性は相応に高まります。
しかし「示談=不起訴」ではありません。
例えば前科が多数あるとか、被害の程度が大きいとかいう場合には示談をまとめても起訴されるということがあり得ます。
この事案も被害者の怪我の程度が大きかったため、起訴は避けられない事案でした。
もっともそのようなケースでも示談をまとめれば公判請求が略式手続に格落ちとなる、罰金刑の選択や執行猶予付きの軽減された判決になる、といった有利な効果の発生は高確率で期待できます。
本件は被害者が損害賠償命令手続の申し立てを行ったため、刑事裁判手続とセットで金銭問題の解決が図られることとなりました。
損害賠償命令手続はあまり利用されることのない手続ですが、この中できちんと和解をまとめることのできた事案です。
その他の解決事例
飲食店でスタッフを殴った事案
- 性別:男性
飲食店で飲み食いしているうちに悪酔いしてスタッフを殴ってしまい、刑事罰を受けるのを回避したいということで士道法律事務所に刑事示談交渉の相談に来られた事案です。
解決金の額
35万円刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)ガスバーナーで相手方に火傷負わせた事案
- 性別:男性
友人だった男性に悪ふざけでガスバーナーを近付けたところそれが服に燃え移って火傷を負わせてしまいました。その後警察の取調べも受けることとなり、きちんと被害弁償を行って示談をまとめてほしいと依頼がなされた事案です。
解決金の額
75万円刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)工事作業員にナイフを突きつけた事案
- 性別:男性
自宅近くで水道管工事があったときに騒音をめぐって工事の作業員と口論になり、自宅にあったナイフを持ち出したところ暴行事件として警察沙汰となり、今後の相談のために士道法律事務所に来所された事案です。
解決金の額
25万円×2人刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)電車内トラブルで胸倉を掴んだ事案
- 性別:男性
電車内で身体がぶつかったぶつかっていないから揉め事となり、被害者がスマホで撮影してきたことに立腹して胸倉を掴み、その後警察で取調べを受けることになったということで士道法律事務所に相談が寄せられました。
解決金の額
15万円刑事事件としての処分
不起訴(起訴猶予)